Design concept

家族の時間をなめらかにつなぐ「平屋」という選択。

32坪というコンパクトなサイズの中に、未来まで見据えた安心と、日々の快適を描きました。

もともとの敷地にある庭や畑との関係性を大切にし、窓の位置や部屋の配置に“外とのつながり”を丁寧に織り込みました。

畑で育てた野菜をすぐにキッチンへ、庭の緑を眺めながらくつろぐリビング——

土地の記憶を受け継ぎながら、新しい暮らしを紡ぎます。

さらに、平屋だからこそ叶う高天井と広いLDK。

天井から差し込む光が空間に奥行きとやさしさをもたらし、数字以上の開放感を実現しました。

時間によって表情を変える光のグラデーションが、家族の集う場所に豊かな彩りを添えます。

「ただいま」から始まる動線は、荷物も気持ちもすっと整う。

庭と光に抱かれながら、家族の時間が自然に重なり合う。

そんな、コンパクトだけど広い平屋の暮らしがここにあります。