西向きに道路に面した敷地のお家です。この土地は、ご家族にとって住み慣れない町でしたので、安心と居心地の良さを感じられる空間にしたいと思いプランニングに取り組みました。
ご要望をお伺いすると「畳コーナーのある広々としたリビング」とのことでしたので、敷地の南側に大きな広場を作り、そこに面するようにリビングと畳コーナーを配置しました。窓から暖かい光とそよ風が入り込み、気持ちよくお昼寝ができる開放的な空間です。
また色々とお話を伺っていると、お施主様は南フランス、特にプロヴァンス地方の雰囲気がお好きだとのこと。暮らしぶりまで変えるのは難しいですが、雰囲気だけならということで、外観をプロヴァンス風に仕上げました。
家事動線にも配慮し、シューズクロークからダイニングにつながる食材運搬用の扉をつくったり、畳コーナーと物干し場をつなげることで、洗濯物をたたみながらお子様の様子やテレビなど見れるようにしています。