Design concept
「木の雰囲気のある自然素材の家を建てられますか?」
そんなお施主様の問いから始まった住まいづくり。
無垢材の魅力とコストの現実、その両方に向き合いながら、
「松田の数寄屋」を軸に、ご家族の暮らしに合った最適なバランスを探りました。
キッチンからリビングと和室を見渡せる間取りは、
日常の動線と客間としての機能を両立し、空間をコンパクトに美しくまとめています。
床には木目が印象的な国産杉の無垢材を敷き詰め、
化粧梁や柱を見せることで、家のどこにいても木の存在を感じられる設計に。
この家は、素材の力と設計の工夫が響き合う、
“憧れを、現実に寄り添わせた住まい”です。