こんにちは。松田工務店です。
本日は高気密高断熱のお家と健康の関係性についてご紹介いたします。
まず、高気密高断熱住宅とは?
気密性を測るC値が0.5㎠/㎡以下、断熱性能を測るUA値が0.6W/㎡K以下のお家が、高性能住宅と言われております。
現在でいうと、GX志向型住宅などは、高気密高断熱住宅と言えます。
高性能住宅に住むことで、何が変わるのか?
メリットとして、快適性や省エネ性能の向上があげられます。
- 一年中快適な室温を維持
・外気の営業を受けにくく、冬は暖かく、夏は涼しい環境を実現。
・部屋ごとの温度差が少なく、ヒートショックのリスクを軽減。
- 光熱費の削減
・断熱性能が高いため、冷暖房の効率が向上し、電気代やガス代を節約できる。
・省エネ性能が高く、環境負荷の低減にも貢献。
- 結露やカビの発生を抑制
・室内の温度差が少ないため、結露が発生しにくく、カビのリスクを軽減。
・住宅の耐久性を向上させ、長持ちする家づくりが可能。
- 防音性の向上
・高気密構造により、外部の騒音を遮断し、静かな住環境を実現。
・室内の音漏れも抑えられ、プライバシーを守る効果も。
- 健康的な住環境
・換気システムを適切に設計することで、室内の空気を清潔に保つ。
・花粉やほこりの侵入を防ぎ、アレルギー対策にも有効。
これだけでも健康面に優れた特徴があることがわかりますが、高性能住宅にはまだ健康面に有利なことがあります。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状について、高性能住宅に引っ越した人へ調査を行った研究結果では、大半の症状に明らかな改善が見られたそうです。
せきやのどの痛み、手足の冷えなどに限らず、アトピー性皮膚炎などの肌の悩みについても、改善が見られる理由として、住まいが暖かくなることで、身に着ける衣類の量が減るからではないかと考えられています。
人の皮膚が衣類から受けるストレスは想像以上に大きく、化学繊維など肌を刺激しやすい衣類を多く身に着ければ、当然ながら肌への負担は増します。
着衣量が減ることで、アトピーの引き金となる衣類からの刺激を小さくすることができます。
また、人体に害のあるカビの発生を抑えられることも利点として挙げられます。
カビの中には人体に有害なものもあり、その多くが結露や湿気から発生します。
しっかりとした断熱施工で室内の温度差をなくし、かつ、適切な換気システムを使った住宅は結露しにくく、そうした有害なカビを発生させません。
こうした健康効果は、医療費削減にも寄与すると考えられています。住まいの断熱性能を向上させることは、快適な暮らしだけでなく、長期的な健康管理の観点からも重要な取り組みです。
いかがでしょうか?当社では、高気密高断熱住宅「ココカーサシステム」を導入しております。
ココカーサシステムについて詳しく知りたい方はこちら→「全館空調ココカーサとは?」
資料請求はこちら→資料請求 | 福井の家づくり | 松田工務店
出典:断熱住宅.com
■□━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥