福井で一番あたたかい家|注文住宅・自然素材住宅をお考えなら松田工務店へ

メニュー開く メニュー閉じる

president-blog

HOME > 社長ブログ > 畳のメンテナンス

畳のメンテナンス

2016.11.23


先日、半年前に民家のリフォーム工事の引き渡しをしたお宅の半年点検に行ってきました。

新築と違って長年経っている民家は、構造体自体の乾燥収縮などはあまりなく表面上の不具合はまったく発生していませんでした。

ただ、お施主様の話しだと、夏頃に畳にカビが生えたと言われました。

 

%e7%95%b3

 

畳はイグサという植物で作られています。このイグサというのは、空気中の湿気を調整する性質を持っています。つまり、湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、湿度が低くなるとその溜め込んだ水分を放出するといった具合です。

高温多湿な日本にとっては非常に快適な素材ではありますが、逆に言えば湿度が高い時期が続くと必要以上に湿気を吸収してしまうとも言えます。これによって、畳にカビが生えてしまうことが多くなるのです。

 

建物環境も生活環境も昔と現代はまったく違います。昔の古い建物はすきま風がどことなく入ってくるぐらいに換気されていました。また昔はお年寄りと同居しているお宅は日中は窓を開けてよく換気をしていました。

今の建物は、気密性も高く窓を開けることも少なくなっています。カビが生える環境になっていますよね。

 

最近少なくなってきましたが、日本の住まいには、やはり畳の生活が落ち着くと言われる人もまだまだ多くいらっしゃいます。

よい畳の姿を保つにはやはり「住まい手の日頃の手入れ」が重要かつ効果があります。

天気のいい時には、部屋の換気をよくして外部の乾いた空気を入れることを原則として、

昔ながらの畳干しが一番いいのですが、なかなか生活に余裕がないのでしょうか、そういう習慣も世の中なくなって来ています。

 

それでは、一般的な畳の手入れについてご紹介しましょう。

普段、掃除をまめに(週2回程度)掃除機や乾いたぞうきんでする事は原則として、

1.畳は、できれば年に一回は畳干しをする

2.畳の下の床部分にも充分空気を通し乾かす。

実際には畳を上げて干す場所もないし家具などがあり畳干しは難解な場合は、2~3枚の畳の一部を持ち上げ空き缶をはさんで隙間を作り、半日ほど空気を通すだけでも効果はあります。

3.畳の隙間や裏にある埃を除く

畳を叩いて埃を追い出すことも大事ですが、カビダニの餌となる埃の溜まりやすい隙間をきめ細かく掃除機で吸い取りましょう。

 

もしカビが生えたら、

先日のお客さんはぞうきんで拭いたと言っていましたが、それはダメです。

畳の目にカビを押しやるようなもの。

 

カビの程度が軽い場合には、エタノールでカビを落とすことができます。消毒用エタノールまたは無水エタノールを用意し、スプレーボトルに入れて直接カビに吹きかけます。その後、乾いた布などを使ってやさしくふき取れば、カビを落とすことができます。

エタノールは比較的揮発性が高く乾きやすい液体ではありますが、カビ取りをおこなった後には風通しを良くして十分に乾かしておくことで、新たなカビの発生を予防することができるでしょう。また、エタノールは揮発性が高く引火しやすい液体です。火を使っている近くでは使用しないよう注意してください。

 

自然のものは身体にいいのですが、メンテナンスもきちんとした方法でマメにすることが大事です。

そして始めて素材の良さを味わえるものです。

 

 

 

この記事が気になったらいいね!