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活きた勉強会

2015.02.13


昨日、古民家再生協会福井会員の会の例会がありました。

 

IMG_3574

 

例会の中では、毎回、古民家についての勉強会を行います。

昨日の勉強会では、畳の話がありました。

 

畳には「祝儀敷き」と「不祝儀敷き」があります。

 

【祝儀敷き】

現在の家屋等では通常、この敷き方です。4枚の畳の角が一か所に集まらないように敷きます。
床の間の前に敷く畳の長辺を床の間と平行に敷いて、畳と畳の合わせ目がT字になるような形です。床の間がない場合は出入り口の畳の長辺を出入り口と平行に敷くのが基準になります。 こうすると出入りの際、足の動きが畳表の目に沿い、畳表の傷みが少なくなります。

 

【不祝儀敷き】

むかしは葬儀など縁起の悪いときに敷き換えを行いました。
畳の角が十字になるように同じ方向に畳を並べる敷き方です。

 

畳の敷き方

 

この他にも桂離宮などで見られる卍敷きや畳縁が2本並ぶのを防ぐために片一方の畳を縁無しとした1本縁と呼ばれる敷き方もあります。

 

卍敷き

 

 

ここまではどこの教科書にも載っていることです。

 

これからが活きた勉強会です。

会員さんの一人が「今の畳は一枚一枚違うから敷き替えられないんだよなぁ・・・」って話し始めました。

私も今の人間(笑)

昔は物事によって、畳を敷き替えたことは知りませんでした。

結婚式の時は「祝儀敷き」、お葬式の時は「不祝儀敷き」というふうにです。

確かに、縁側や玄関ホールなどにも家中の畳を集めて敷いたことは聞きいています。その為に、畳の幅に合わせて各部位の寸法を決めてあります。畳が皆同じ寸法だったから可能だったのです。

 

また他の会員さんが話し出します。

「欄間も物事の行事によって替えたんですね。」

へ~・・勉強になります。

 

これらの流儀は江戸時代から続くといいます。昔の人達(私たちの親の世代)は先祖からの教えと伝統ををまじめに守ってきたのだと感心しました。

急に私たちの世代から変わってきたのかと少し寂しくなったりもします。

無駄なことは省けばいいですが、代々受け継がれてきたには意味があります。良い伝統だけは私たちが未来の子供達に伝えていかなくていけないものだと改めて思います。

 

 

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