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福井の国の名勝「養浩館庭園」

2015.01.31


福井の名勝「養浩館庭園」が日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が毎年発表するランキングで5位に入りました。昨年から一つ順位を上げたのです。

 

養浩館 (14)

 

ランキングは日本国内で公開されている900カ所以上の日本庭園を国内外の専門家が訪れ、庭園美と建物との調和、職員の対応などを総合評価すると言うものです。

ちなみに1位は12年連続で足立美術館(島根県)。2位は桂離宮(京都府)、3位は山本亭(東京都)、4位は京都平安ホテル(京都府)だったそうです。納得です。

 

養浩館は、福井藩主松平家の別邸で、古くから「御泉水荘」と呼ばれ親しまれてきました。

庭もさることながら、建物がすごいです。数寄屋造りの粋を凝らしたみごとな建物です。中に入って庭を眺めると時空を超えた別世界に来たと勘違いするくらいです。京都の桂離宮や修学院離宮に行った時の感覚です。

建物は福井空襲で焼失してしまいましたが、昭和57年に庭園が国の名勝に指定されたのを機に市が復元し平成3年・4年で工事を行いました。

 

当時、その復元工事で木工事を任された私の友人Iさんの話を思い出します。

「御月見の間の出書院の欅の天板は素晴らしい銘木だ。その天板に寝そべって庭を眺めるほど贅沢なコトは無い。」その天板はちなみに材料だけで当時300万円はゆうにしたと言います。なるほど、なんとも言えない力強く素直な杢目をしています。当時、材料はほとんどが京都の材料屋さんから仕入れるように指定されたとか言っていました。

養浩館 (4)養浩館 (23)

 

 

私も何度か買いに行ったことがありますが、京都には宮内庁御用達の材料屋さんがあるのですが、そこには、まだこんな材料世の中にあるんだと思うほど目が飛び出る材料が温存してありました。

また、「その工事をした大工の棟梁Hさんは仕事が気にくわなかったら、職人達が来るまでに、朝早く現場に来てかち壊していった人だった、だから職人達はいい仕事したよ。」

確かにその通りです。材料も素晴らしいし、仕事も目を見張るようないい仕事がしてあります。わびさびの世界の贅沢が味わえます。

 

養浩館1 (6)養浩館 (1)

 

 

また皆さんも、違った観点で養浩館を訪れてみて下さい。その当時の材木屋さんや大工さん達や左官屋さん達の苦労が思い浮かぶと思います。

 

このような素晴らしい福井の宝をずっと残してもらいたいものです。それには福井の人が価値を理解して頂くことが大事ですね。

 

また、ブログのネタに悩んだら、養浩館の建物の話しを紹介させてもらいます。お楽しみにしていて下さい。

 

 

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