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筆に思いを込めて

2014.12.27


本日、木完検査(木工事完了検査)を お施主様立ち合いの元、大工さんと担当監督と私と行いました。

木完検査とは大工さんが終わる前にもう一度現場で木工事の確認検査をお施主様と一緒にすることです。

木完検査終了後、仕上工事に入ります。ここまで来たら完成まであと一ヶ月ぐらいです。もうボードも貼ってあるので木完検査の前に現場の監督さんと写真で確認をしていました。

 

すると、御幣の写真を見つけました。

 

棟札 (2)

 

軒裏に棟札と御幣が並べて飾られています。方角は南か東に向けられて棟束にしっかり打ち付けられています。

御幣や棟札には地鎮祭や建て方の日にち、施主名、施工業者名、棟梁の名も書くこともあります。

お客様の思いをしっかり込めて、墨で書かれています。

 

棟札 (1)

 

昔から行われてる作法です。

そう言えば、古い民家を調査したときに煤だらけになった棟札を見たことがあります。

 

芝(松) (18)

 

しっかりと棟束に細竹や御幣と縄で結わえてありました。

煤けていて、字は判別できませんでした。しっかり見ればいつ建てられたのか、改築や増築したのかが記載されているはずです。

 

昔はその他、「普請帳」が残されている場合も多いです。

 

 

普請帳1

 

普請帳には、事細かに工事の記録が記載されています。

どこの誰々という頭領が建てたか、いつ建てたか、お金を誰にいくら払ったか、誰々からいくらお祝いを頂いたか、等々

今の祝儀帳みたいなものです。

 

今は、断熱材を吹き付ける工法が多く木部を覆ってしまうので、棟札に書きますが、少し前はほとんど棟木に直接 墨で書いていました。

 

棟木1 棟木2 棟木3

 

最近では少なくなりましたね。

せっかく書くのですから、解体の時見て欲しいですね、

 

代が代わっても、先祖の思いが伝わってくると思います。昔の人も今建てられるお客様も気持ちは同じだったのでしょうね

 

 

 

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